結論から言うと、シーインは、ファッション・小物の専門通販に近いサービスです。
テムは、雑貨・日用品・小物まで幅広く探せる通販です。
どちらも安い商品が多い海外通販ですが、服を中心に見るならシーイン、雑貨や日用品までまとめて見るならテムといった感じです。
| 比較項目 | シーイン | テム |
|---|---|---|
| 買い物の印象 | 服・ファッション小物の通販 | 雑貨・日用品まで広い通販 |
| 国・会社の見え方 | 中国発。現在はシンガポール本社扱い | 中国系PDDグループ系。日本向け規約ではシンガポール法人と日本法人が表示 |
| 商品 | 服、靴、バッグ、アクセサリー、美容、インテリア雑貨 | 生活雑貨、収納用品、キッチン用品、スマホ用品、服、バッグ、小物 |
| 決済方法 | PayPay、au PAY、PayPal、クレカ、コンビニ、Paidyなど | クレカ、Temuクレジット、コンビニ、PayPay、Apple Pay、Google Pay、PayPal、Paidyなど |
| 返品期間 | 購入から40日以内が基本 | 購入日から90日以内が基本 |
| 注意点 | サイズ感、生地感、写真との差 | 商品ごとの品質差、電化製品・小物の安全表示 |
SHEINは中国で創業し、2022年に本社をシンガポールへ移した企業として報じられています。
TemuはPDD Holdings系の通販で、日本向け利用規約では契約先としてシンガポール法人と日本法人が記載されています。どちらも日本の国内通販とは違い、海外通販として見たほうが安全です。
国の違い
シーインとテムは、どちらも中国発・中国系の通販として見られることが多いです。
ただし、会社の登録や表示まで見ると同じではありません。シーインは中国で創業し、現在はシンガポール本社の企業として扱われています。テムは中国系のPDD Holdingsと関係が深い通販ですが、日本向けの利用規約ではシンガポール法人と日本法人が契約先として出ています。
買う側にとって大事なのは、細かい本社所在地よりも、どちらも海外通販であることです。配送日数、返品条件、問い合わせ方法、商品品質は、国内通販と同じ感覚で見ないほうがいいです。
品ぞろえの違い
シーインは、服・靴・バッグ・アクセサリーを中心に見やすい通販です。
レディース、メンズ、キッズ、靴、バッグ、アクセサリー、美容系、インテリア雑貨などがありますが、中心はファッションです。服を見ながら、バッグやアクセサリーも一緒に探しやすい作りです。
テムは、服もありますが、服だけの通販ではありません。日本向けのTemuページには、ホーム・キッチン、レディース服、メンズ服、子ども服、バッグ、家電、工具、ペット用品、スマホ用品、家具など、幅広いカテゴリーがあります。
返品の違い
返品期間は、テムのほうが長めです。
シーインは、購入から40日以内であれば、新品状態の多くの商品を返品できます。ただし、返品できない商品もあります。水着、ランジェリー、ジュエリー、美容品の一部などは注意が必要です。
テムは、購入日から90日以内の返品に対応しています。各注文の初回返品送料は無料です。同じ注文で2回目以降の返品をする場合、550円の送料が返金額から差し引かれます。着用・洗濯・破損した衣類、食品、一部の衛生用品、無料ギフト、カスタム商品、一部の下着などは返品できない場合があります。
返品だけで見ると、
シーインは40日以内。
テムは90日以内。
ただし、どちらも何でも返品できるわけではありません。服はタグを外す前、使う前、洗う前に確認したほうがいいです。
配送の違い
どちらも、国内通販のようにすぐ届く前提では考えないほうがいいです。
シーインは、日本向けの配送情報で注文処理や配送日数の目安が表示されています。商品や時期によって前後するため、イベント直前に使う服を買う場合は注意が必要です。
テムも、商品ごとに配送予定が出ます。同じ注文でも、商品によって届く日が変わることがあります。
すぐ必要なものは、シーインでもテムでも慎重に見たほうがいいです。安く買える代わりに、届くまで日数がかかることがあります。
決済方法の違い
シーインでは、PayPay、au PAY、PayPal、クレジットカード・デビットカード、コンビニ払い、Paidyなどが使えます。コンビニ払いは、セブンイレブン、ローソン、デイリーヤマザキ、ミニストップ、ファミリーマート、セイコーマートに対応しています。
テムでは、クレジットカード・デビットカード、Temuクレジット、コンビニ、PayPay、Apple Pay、Google Pay、PayPal、Paidyなどが使えます。
どちらも、クレジットカードがなくても買いやすいです。PayPay、コンビニ払い、Paidyが使えるため、カードを使いたくない人でも注文しやすいです。
ただし、Paidyのような後払いは、安い商品を何点も買うと合計金額が増えやすいです。注文前に合計金額を確認したほうがいいです。
買う前に注意したい違い
シーインで注意したいのは、服のサイズ感と生地感です。
S・M・Lだけで選ぶと、思ったより小さい、丈が短い、生地が薄いと感じることがあります。買う前に、着丈、肩幅、身幅、ウエスト、素材、レビュー写真を見るほうが安全です。
テムで注意したいのは、商品ごとの差です。
収納用品やスマホケースのような小物は使いやすいものもあります。一方で、電化製品、充電器、モバイルバッテリー、子ども用品、肌に直接使うものは慎重に見たほうがいいです。
経済産業省は、PSマーク対象製品をネットで買うとき、PSマークや国内事業者名の表示があるか確認するよう呼びかけています。表示がない対象製品は、安全性が確認されていないため購入しないよう案内されています。
まとめ
シーインとテムの違いは、次のように考えるとわかりやすいです。
シーインは、安い服・ファッション小物の専門通販。
テムは、安い雑貨・日用品・小物まで幅広く探せる通販。
服の数だけ見ると、テムもかなり多いです。
ただ、服を中心に選ぶならシーインのほうが見やすいです。
日用品、収納用品、キッチン用品、スマホ用品、便利グッズまで探すならテムのほうが広く見られます。
どちらも安さが魅力ですが、写真だけで決めると失敗しやすいです。シーインではサイズと生地感、テムでは商品ごとの品質差や安全表示を確認してから買うことが大切です。

